褐色脂肪活性化で基礎代謝アップ
褐色脂肪というのは、脂肪を燃焼させる脂肪のことです。体が寒いと感じたとき、褐色脂肪は白色脂肪から脂肪を受け取り燃焼させ、体温の維持を図ります。
ここでは褐色脂肪活性化による基礎代謝アップについてご紹介します。
褐色脂肪活性化とは
褐色脂肪というのは、脂肪を燃焼させる脂肪のことです。
体が寒いと感じたとき、褐色脂肪は白色脂肪から脂肪を受け取り燃焼させ、体温の維持を図ります。
この褐色脂肪細胞の働きを活性化させることでも大きなダイエット効果が得られるとされています。
この活動は人間の体温調節の基本ですが、この働きがうまく働きにくい方もいます。
こうした方は、脂肪の燃焼を阻害していますので、太りやすい体質といえます。
ちなみに、平熱が36度と35度の方では一ヶ月に600gものダイエット効果に違いがあるといわれています。
褐色脂肪を活性化させるには
褐色脂肪は、体が寒さを検知したときに活動を開始します。つまり、体が寒さを検知する部位を意図的に冷やすことにより、脂肪細胞の燃焼を活発化させることが可能になります。
ちなみに、体が寒さを検知する部位を「冷点」と呼び、この冷点を冷やすことで褐色細胞が刺激されます。冷点が多い部位としては、掌(てのひら)です。
ここは冷点が多くさらに脳とも密接につながっている部分ですので、効果的に褐色細胞に活動を促します。
褐色脂肪の活性化方法
掌(てのひら)を水などで冷やし、褐色細胞に活動スイッチを入れさせます。
そしてしばらくしたら、掌をお湯などで温めて、また冷やします。これを繰り返すことで褐色細胞が活性化し基礎代謝量がアップします。